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秋葉原で風俗営業1号許可取得の代行をしました。

令和5年3月31日

秋葉原でコンセプトカフェ(以下コンカフェ)を営業されてる方から「風俗営業の許可を取りたい」という旨のご依頼を頂きました。

参考コンセプトカフェを開業する

 

コンカフェとは、独自の世界観に沿った店舗、雰囲気創りをしたカフェ、バーのことで、「メイド喫茶」「メイドカフェ」などが代表的だと思います。メイド以外にも魔女、猫耳、チャイナドレス、ナースなど様々あるようです。

 

今までは「深夜営業」の届出を行い営業していたのですが、このままでは風営法でいう「接待」を行うことができないので、サービスの幅を広げるためにも「風俗営業許可」を取りたいとのことでした。

参考接待行為とは?

 

今回の様なコンカフェやガールズバーなどを「深夜営業」の届出で営業しているお店が「風速営業許可」を取りたいというご相談は非常に多いです。キャストとお客さんが継続して談笑するような行為は「接待」とみなされる可能性が高く、かつては警察も目をつぶってくれていた部分もありましたが、徐々に取り締まりが厳しくなっており無許可で接待を行ったとして摘発される事例も増えています。

 

 

4月4日店舗訪問。

待ち合わせ時間よりも2時間ほど早めに現地に到着し保全対象施設の有無を調査しました。

参考営業所の周囲の略図・保全対象施設

 

自分で見て周った限りでは問題はありませんでしたので後は区役所、保健所などので最終確認をすることになります。

 

お店では打ち合わせを行い、委任状、誓約書などに署名を頂いた後に図面作成用の計測をして終了です。全体で1時間程でした。

 

お預かりした資料や計測したデータを基に必要書類、図面を作成。その他の必要書類を取り寄せて申請準備完了です。

 

 

4月25日

依頼主様の意向で少し時間が経ってからの申請になりました。所轄は万世橋警察署です。

 

警察署によっては委任状があっても代理人行政書士だけではなく申請者も出頭するように言われることがありますが、万世橋警察署では代理人だけで大丈夫とのことでしたので私だけで申請を行いました。

所要時間40分程で無事に受理されて、実査日が5月24日、午前10時ということに決まりました。

最近は申請から実査までが1ヵ月位も空くことが多いです。

 

 

 

5月24日実査

予定時間は午前10時からですが、この30分前までにはお店にいて下さいというのが暗黙のルールのようになってます。

こちらとしてはこの30分前に対しても余裕を持って出ていくので時には1時間前くらいに到着してしまうこともありますがそれにも関わらず、すでに浄化協会の方が店の前で待ってたこともあります。

 

今回は9時45分過ぎに浄化協会の方がいらっしゃいました。照明、店舗・建具の寸法などの確認作業を一通り行た後に、お店の方に風俗営業における注意点などの説明をして浄化協会の方のお仕事は終了です。途中で警察が1人いらっしゃって一緒に問題が無いか確認作業に加わってました。

その後にすぐ区役所の方が3名いらっしゃいまして、店舗の構造・設備の確認を行っていきました。

通常ですと、消防署からも人がみえるのですが、今回は直近に検査をしているからということで消防署からの検査はありませんでした。

小さめのお店ということもあり40分程で全て終了しました。

 

 

7月7日許可

万世橋警察署の担当者様から許可が下りた旨の電話がありました。

申請者様の電話がつながらなかったとのことでこちらに連絡が来ましたが、最初に申請者様と連絡が付いた場合はこちらへの連絡は無いことが多いです。

 

申請から許可までの日数は、土日祝日を除いて53日、土日祝日を含めると73日でした。

最近は標準処理期間ギリギリの許可になることが多く、結構な日数がかかります。

 

今回はもともと「深夜酒類提供飲食店営業」を行ってましたが、「風俗営業許可」が下りたことで「深夜酒類提供飲食店営業」の方は廃止の届出をする必要があります。

「深夜酒類提供飲食店営業」と「風俗営業」を重複して行うことは出来ません。

 

申請者様ご自身に「廃止届出書」を提出していただき全て手続き完了です。

 

 

 行政書士杉並事務所では風俗営業1号の許可申請を135,000円~(税込)で代行してます。

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